ヒガンバナ
どこまでも咲け 孤独なヒガンバナ
悔しさを真っ赤に染めていけ
このブログを書こうと思ったのが約1年前。
どうやって書こうか、なんて考えているうちに時間が経ってしまいやめることにした。
いやでもやっぱり書こうかなと思ったのがその半年後。
でもまだ書けないなと思っているうちに月日が経ってしまい、また意味合いが変わっていった。
そして今回。今回こそは書こうと思いつつここまで伸びてしまった。
と、だけ書いても何の話をしているのかさっぱりわからないだろうけど、まぁそんな感じだ。
これはむすかというあまり持っていないヲタクと汐咲玲亜というよく出来たアイドルの話である。
タイトルと冒頭の詩はこのブログの愛読者(そんなものは存在しないが)ならお馴染みのTHE BACK HORNの歌であり歌詞である。
バックホーンはぼくの大好きなバンドで、ヒガンバナは2022年に出た曲の中でいちばん好きな曲だ。
静と動、生と死、共鳴と孤独、相反する感情や事象を楽曲に落とし込み、ライブで爆発させるスタイルのバンドにおいて王道な作りのナンバーで、2022年にリリースされたアルバムのリード曲でもある。
みれるかしら、、、?
アルバムでは2曲目に配置されており、序盤の盛り上げ曲としての役目を果たしていた。
また、アルバムツアーにおいてもほかのバンドでもよくあるように、ライブの1.2曲目はアルバムの収録順と同じにする事が多く、今回のアルバムツアーでもやはり2曲目で演奏されていた。
このヒガンバナは逆境を跳ね返すような力強い曲なのだけど、当時のぼくの気持ちとちょっとリンクしていた。
ぼくの推しメン、汐咲玲亜が当時所属していたペンタプリズムというグループが活動を終了したからだ。
ぼくが筆無精、いやブログ無精なもので、当記事の何個か下の記事に汐咲玲亜がアイドルとして帰ってきた、というものがある。
そこから半年ちょいでこうなってしまい、当時はやはり一丁前に落ち込んだりもした。
ぼくの人生において波が来る時期にバックホーンの音楽というものはちょうど寄り添ってくれることが多く、まぁとてもありがたいのだけど、この時もそうだった。
ぼくにとっても力になったし、れーあ(汐咲玲亜の呼び名)に贈りたい言葉もたくさんある曲だったので、この歌詞を借りてブログを書こうと思っていた。
、、、のだったけれどなかなかまとまらず。
というか今もまとまってないですね。あらすじだけ書いて終わる読書感想文みたいになっている。
なのでちょっと脱線(なんでだよ)
ヒガンバナってなんでそんな不吉な名前なのだろうか。
曼珠沙華とかリコリスとか呼び名は他にもたくさんあるらしいが、ぼくらは彼岸花と呼ぶことが多い気がする。
意味を調べてみると、なんて事はない。
彼岸の頃に咲く花だからだそうだ。
(毒を持っている為、食べたら死=彼岸という説もある。これは不吉ではある)
いや、それにしてももっと固有の名前で呼んであげて欲しいが、花の分類上でヒガンバナ科だのヒガンバナ属だのと作ってしまったらしいのでこりゃどうにもならない。
なのでヒガンバナをタイトルにした曲は過去にもたくさんあるが、だいたいが物悲しいしんみりした曲が多いように思う。
調べてみると「悲しき思い出」「あきらめ」「独立」などが並んでいる。
どれもネガティブなイメージのある言葉だ。そりゃそんな曲ばかりになる。
やはり彼岸というネーミングが足を引っ張っている気がする。言わんこっちゃない。
でも。
一つだけ、その言葉たちとは少し違うイメージの花言葉もある。
それは、「情熱」
まぁこれも花の色の赤から連想されたというわかりやすいものではあるけども。
バックホーンのヒガンバナはこの情熱をモチーフにした曲だ。だから儚くも力強い。
れーあはその後、モユルハルというグループで復活を果たす。
彼女にとって3つ目のグループだ。
それでまたヒガンバナというタイトルのブログを書こうと思った。
ただその頃ちょうどバックホーンのツアーがあり、ヒガンバナもセトリ入りする訳だけど、終盤の畳み掛けゾーンに入るという出世を果たしていた。
前述したアルバムツアーでの2曲目という立ち位置には実は少し勿体ないなと思っていて、「盛り上げ役」ではなく「盛り上がった後のトドメ」にこの曲を使ったらもっとぶち上げなのになぁと思っていたのだった。
なのでこの抜擢は心底嬉しく、声は出せないライブではあったけどぶち上がったのを覚えている。
(バックホーンをわかる人ならわかるけど「コバルトブルー」の前だったので、実質今1番推してる曲という事だ)
是非ともこの事をブログに絡めていきたかったのだけど、これはツアー。ヒガンバナの順番を書いてしまうことは重大なネタバレになってしまう。
誰も読んでいないのにその配慮いらなくね??という指摘、実にごもっとも。
なんだけど、どうしても二の足を踏んでしまって、ツアーが終わるまでにはどうしても書けず、そしてツアーが終わった後には書こうとしていた事が抜けてしまい、またお蔵入りとなった。
ブログを書くセンスが本当にないぜ。
れーあがモユルハルとして活動している間のヲタクはとても楽しく、充実した日々であった。
それと同時に汐咲玲亜というアイドルはやはり優秀だなぁと日々思っていた。まぁ推しメンだしね。
何をやってもすぐにこなしてみせる、それは経験がなせるものでもあるし、天性のセンスでもあったし、日々の気遣いでもあったと思う。
れーあの根回しもあって、メンバーやスタッフにも認知してもらって愛着があったし、ヲタクの人たちも気軽に話しかけてくれる事が多々あった。
ただ、そのモユルハルも半年足らずで活動終了となった。
まぁ
ここまで書いてきて本当に誰も読んでいないと思うので、本音を書く。
(今までも勿論本音だけども)
むすかというヲタクはやはり疫病神だなぁと思う。
いちばんそれがしっくりくる。
いやわかる。そんな大それた力は俺にはない。
ただの被害妄想だ。それ以外にない。
それでもやっぱりむすかは疫病神なのである。
今まで推してきたグループ、アイドルを見ても実力通りの評価を得られなかった事が多い。
いちばん長く見ているれーあこそいちばん評価されて欲しいアイドルだ。
むすかのセンスを証明して欲しい訳では無い。
ヲタクはみんな自分の推しメンが世界で1番だと思っているし、そんな推しメンを世間より早く見つけた俺ってセンスあるなって思っているでしょ??
他人にセンスを褒められたりなんてしなくても自分で足りてるからそれは別にいい。
ただ実力通りの評価を、本人が望む舞台を与えられるべきだ。
今以上にどうしたらいいかなんて俺にはわからない。
だってもう既にぜんぶ理想形だから直すところがない。もっといいアイドルなんていないのだ。
アドバイスもろくにできない使えないヲタクだ。
こんな事をSNSとかに書いてしまうと
あんたのせいじゃない、私が悪いんだ申し訳ないという話になってしまうので書かない。
(いや書いてしまってそうなったので、もう書かない、が正しい)
ぜんぶあんたのせい、なんて言われた方がいくらか気は楽だ。
まぁ頼んでも言わないだろうけど。
運的な言い方をすると非現実的なのだけど
例えばもっと仕事を頑張って収入を増やすとか、社会的地位を上げる努力はもっと出来たし
知り合いをたくさん作ってライブに連れていくとか面白い紹介をするとか工夫の余地もあった。
そういう意味でももっと出来たはずだった。
楽しいを共有するのがライブでありその確認をするのが特典会であったりするのだけど
悲しいや悔しいだって共有したいのだ。
喜怒哀楽全部背負いたいんだ。
それくらいのものを貰っている。
おっと独り言が過ぎた。
ところでヒガンバナは葉より先に花が咲くらしいよ。
それで葉っぱはつけないのかと言うとそうではなくて、花が枯れた後に葉をつけるそうだ。
花は枯れて終わりじゃないのだ。
命の限り咲き続ける
君は情熱の花
ヒガンバナは餞の花?
いやいや赤く燃える情熱の花だ。