タイトルはちょっと、無理なんで・・・

だらだらドルヲタしてます

「立ち上がれ死んでも譲れないものがある」

「振り向くな後ろに道はない突き進め」

 

これはぼくの好きなバンドTHE BACK HORNのライブ定番曲「刃」の歌詞だ

ライブ終盤に歌われ、ボーカル山田将司の「また生きて会おうぜ!」というアツい言葉とともに始まることが多い

ぼくがこれを思い浮かんだのはこのフレーズを送りたいからではない

受け取ったからである。

 

 

 

 

流れとしては前回の続き、ではないけど関連はある

故の刃である

ぼくの敬愛する剣であるヲタクたちのひとりとその推しとその推しの話、、、だがここで内容を語る必要はない

ぼくが語るには覚悟が違いすぎる

聞いた話だけでさも真実かのように書くのは野暮ってものだ

 

 

ぼくの憧れのヲタクである

スタイルは全然ちがう。ぼくにはなれっこない。だからこその憧れである

そういうものでしょ??

粗野で不器用だけど、筋の通った漢気溢れる唯一無二のヲタク

 

刀は斬る、刀匠は打つ、彼はさしずめ貫く、だろうか

かれのアカウント名を使うなら突撃と言った方がよいかな

とにかく、まっすぐである

 

前回登場した愛すべきヲタクたちと同様に彼もやり切った人間だ

その後の状況は人それぞれな訳で

彼の場合はたくさんの感情がまだ残る結果になった

 

それでも彼はまた突き進む覚悟を決め

その推しはまた立ち上がり

その推しもまた振り向かない

そんな姿にぼくは冒頭のフレーズを持つあの曲が思い浮かんできたのだった

 

報われるべきだ

もちろん、ある程度の部分は報われてはいると思う

ただ、これ以上要らねぇよってくらい報われてもよいかなと思う

いや、報われるはずだ

 

彼は泣かなかった

過去を振り返りながらも

ifの世界を考えながらも

今後進む道だけははっきりしていた

ぼくだったらもっと持っていたであろう感情もなかった

 

 

 

ヲタクなんて所詮惚れたもん負けである

でもそれを貫ける人がどれだけいるだろう??

稀有なはずだ

稀有なはずなんだけど、どういう訳かぼくの周りにはそんなヲタクがたくさんいる

ぼくのヲタク人生でいちばん誇れるのはそこかもしれないね

 

 

「いざ征こう信じたこの道をどこまでも」

「いざ征こうこの命ある限り」

 

刃は冒頭のフレーズの後にこの言葉を重ねて終わる曲だ

行こうでも逝こうでもなく、征こう。

何とも力強い終わり方である

烏滸がましい事ではあるが、このフレーズはぼくから送りたい

 

 

刃のようなヲタクと鞘のような推しの今後に多いに幸あれ、と